MENU

【○○するだけ】歩行のポイント

動作と歩行の専門家である【理学療法士】の目線で「正しい姿勢での歩行はメリットが大きいよ」とお伝えしています。

あわせて読みたい
【正常な歩行って何だろうか】理学療法士視点で考えてみる 人生100年時代と言われる現代で、健康的な身体を保つことはとても重要と言えます。 【健康的】とか【健康】という単語は、なんだか意識高い系のような、ともすると毎日...

歩行姿勢に気を付けて歩くことで普段の歩行が筋トレ代わりになったり、ウォーキングでの有酸素運動能力向上に繋がります。

【正常な歩行って何だろうか】理学療法士視点で考えてみる より

「正しい」姿勢・「正常」歩行とは、ニュアンスとして「標準」姿勢・「標準」歩行という感覚が近いです。

病院などの臨床現場で【歩行や動作を診る】際には、正常歩行とその方の歩行を照らし合わせながら、その人の骨格や筋肉の柔軟性などもふまえて「その人の正常・標準の歩行」を見つけていきます。

骨格や筋肉・内臓や脂肪組織などの身体の要素や、身体の使い方の癖、そして生活スタイルなど、当たり前ですが一人一人全く違います。

身体からも、生活からも、色々な要素から動作や歩行は成り立っているため、必ずしも「正常歩行」は万人にとって「正常」ではないためです。

標準的な歩行として、ある程度のセオリーや基本的な身体の使い方があり、それに当てはめて診ていきます。

「標準」とか「正常」と言われると、なんだか難しく力が入ってしまうような感じがしますが、今日は細かなことさておき、
歩くときに【ここだけ】意識してみてほしいポイントをお伝えします。

それは【大きな歩幅で歩くこと】です。
いつもより大きな歩幅で、股関節から足を大きく振り出しましょう。

大きな歩幅で歩くことで、股関節や骨盤が大きく動きます。

股関節周囲の筋肉が伸び縮みし、また、骨盤と肋骨の間を走る腹筋群も伸び縮みして動きやすくなります。

腕も振りやすくなりますし、歩行時に使うエネルギー(カロリー)もアップするでしょう。サッサッと大きく足が出ると歩くリズムも心地よくなっていきます。

普段の歩行で是非「大きな歩幅で歩くこと」を意識してみて、いつもの歩行と変わる感じを体験してみていただけると嬉しいです。

きっと心地よいので、是非継続して意識してみてくださいね。

記事が気になったらぜひシェアお願いします!
  • URLをコピーしました!
  • URLをコピーしました!

この記事を書いた人

病院で理学療法士を7年勤めたのち、普通の社会を知りたいと思って一般企業へ転職。 会社員として女性が働いていくことの大変さを身に染みて感じました。 暮らしや生活の中に「自分らしさ」を取り入れること、1日の中で少しでも「自分を労わる時間」をつくること、明日への活力を養っていくこと。その大切さを伝えたくて投稿しています。直接身体に触れて施術する整体・リラクゼーションサロン、出張整体も行っています。

コメント

コメントする

目次