動作と歩行の専門家である【理学療法士】の目線で「正しい姿勢での歩行はメリットが大きいよ」とお伝えしています。
歩行姿勢に気を付けて歩くことで普段の歩行が筋トレ代わりになったり、ウォーキングでの有酸素運動能力向上に繋がります。
【正常な歩行って何だろうか】理学療法士視点で考えてみる より
「正しい」姿勢・「正常」歩行とは、ニュアンスとして「標準」姿勢・「標準」歩行という感覚が近いです。
病院などの臨床現場で【歩行や動作を診る】際には、正常歩行とその方の歩行を照らし合わせながら、その人の骨格や筋肉の柔軟性などもふまえて「その人の正常・標準の歩行」を見つけていきます。
骨格や筋肉・内臓や脂肪組織などの身体の要素や、身体の使い方の癖、そして生活スタイルなど、当たり前ですが一人一人全く違います。
身体からも、生活からも、色々な要素から動作や歩行は成り立っているため、必ずしも「正常歩行」は万人にとって「正常」ではないためです。
標準的な歩行として、ある程度のセオリーや基本的な身体の使い方があり、それに当てはめて診ていきます。
「標準」とか「正常」と言われると、なんだか難しく力が入ってしまうような感じがしますが、今日は細かなことさておき、
歩くときに【ここだけ】意識してみてほしいポイントをお伝えします。
それは【大きな歩幅で歩くこと】です。
いつもより大きな歩幅で、股関節から足を大きく振り出しましょう。
大きな歩幅で歩くことで、股関節や骨盤が大きく動きます。
腕も振りやすくなりますし、歩行時に使うエネルギー(カロリー)もアップするでしょう。サッサッと大きく足が出ると歩くリズムも心地よくなっていきます。
普段の歩行で是非「大きな歩幅で歩くこと」を意識してみて、いつもの歩行と変わる感じを体験してみていただけると嬉しいです。
きっと心地よいので、是非継続して意識してみてくださいね。
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