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【正常な歩行って何だろうか】理学療法士視点で考えてみる

人生100年時代と言われる現代で、健康的な身体を保つことはとても重要と言えます。

【健康的】とか【健康】という単語は、なんだか意識高い系のような、ともすると毎日エネルギッシュで活動的な人、みたいなイメージになりやすいですが…

私の思う【健康】は、「毎朝スッキリ目覚めたい」「仕事中が頭がスッキリとしてクリアだといいな」など、ふとした願いが叶っていて、なんとなくゴキゲンな日常を送れることが【健康的】なんじゃないかと思います。

心も身体もスッキリした、気分のいい毎日を送ることができたら嬉しくないですか?

コロナ禍から多くの企業でリモートワークが推進され、私たちの活動量はどんどん減少しています。それに伴い、体力・筋力も低下し、運動不足が目立つようになってきました。

この記事を読んでいただいている方の中には、家や会社近くのジムに通われたり、オンラインフィットネスサービスやyoutubeの筋トレチャンネルなどで、自宅トレーニングに励まれている方もいらっしゃるのではないでしょうか。

しかしながら、ジム通いや自宅でのトレーニングを長期的に継続するのは、スケジュール面でも費用面でもなかなか大変です。1ヶ月継続できる方は1割程度とも言われています。

実は、ジムに通わなくても、筋力や体力を維持・向上できる方法があることをご存知でしょうか。

この投稿のタイトルでネタバレのようなものですが、歩行姿勢に気を付けて歩くことで普段の歩行が筋トレ代わりになったり、ウォーキングでの有酸素運動能力向上に繋がります。今日はそのお話ができればと思います。

歩行が筋トレになれば、知らないうちに【健康】に近づくことができちゃいますね!

そもそも私自身が理学療法士であり、理学療法士は基本的な動作を診る専門家です。

https://note.com/embed/notes/nf8e3d67625a4

ケガや病気などで身体に障害のある人や障害の発生が予測される人に対して、基本動作能力(座る、立つ、歩くなど)の回復や維持、および障害の悪化の予防を目的に、運動療法や物理療法(温熱、電気等の物理的手段を治療目的に利用するもの)などを用いて、自立した日常生活が送れるよう支援する医学的リハビリテーションの専門職です。

【理学療法士ってなんぞや】(yoridokoro note)より

病院に勤めた7年間で、男性、女性、小学生から100歳を超える高齢の方まで、たくさんの方の歩行を診てきました。怪我や病気の有無も勿論ありますが、7年間ずっと整形外科の患者さんにも関わってきたため、歩行を診なかった日はないと言えます。

専門家視点で歩行を診るときには、大きく上半身と下半身に分けて観察します。身体を運ぶのは下半身の役割(パッセンジャー機能)であり、下半身に運ばれながらも、スマホを操作したり、何かを持てたりなど自由に動けることが上半身に求められる機能(ロコモーター機能)となります。

例えばここで、反り腰や猫背などの不良姿勢があり、下半身のどこかに重心が偏る場合。または、背骨の歪みや歩きスマホで上半身の自由度が下がり、下半身のパッセンジャー機能に大きく負担がかかる場合、など。

不良姿勢で歩くことで身体の一部に負担がかかり、それが歪みや凝り、そして疲労や筋力のアンバランスに繋がります。

逆に、良好な姿勢で歩くことは今まで使っていなかった筋肉のトレーニングにもなりますし、歪みや凝りが取れていくことにも繋がります。

良好な姿勢でウォーキングすると身体への負担も減るため長距離を歩けるようになりますし、慣れると身体が動きやすいので自然と活動量も増えていきます。

歩行を整えることは、メリットが多いと思いませんか?

自分の歩行を客観視することはなかなか難しいですが、歩行の専門家である理学療法士視点で、チェックしてみませんか?

現在の問題点や、改善するためのセルフエクササイズもお伝えできます。気になる方は是非ご相談ください。

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この記事を書いた人

病院で理学療法士を7年勤めたのち、普通の社会を知りたいと思って一般企業へ転職。 会社員として女性が働いていくことの大変さを身に染みて感じました。 暮らしや生活の中に「自分らしさ」を取り入れること、1日の中で少しでも「自分を労わる時間」をつくること、明日への活力を養っていくこと。その大切さを伝えたくて投稿しています。直接身体に触れて施術する整体・リラクゼーションサロン、出張整体も行っています。

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