呼吸において重要な筋肉とは何か、ご存知でしょうか?
その筋肉とは【 横隔膜 】です。
横隔膜は呼吸においても、また姿勢や自律神経においても関わりの深い筋肉です。
参考)
特別な器具や環境を用意せずとも、日常の中でこの横隔膜は鍛えることができます。
その方法は【 腹式呼吸 】です。
今日は理学療法視点でのポイントを押さえ、腹式呼吸の練習を一緒にやっていきましょう。
【準備するもの】
・椅子(ベッド、ソファでも大丈夫です。横になって足を乗せられる高さがあればOK)
・バスタオル(3~4枚ほど)
【方法】
1) 仰向けになり、膝から下を椅子に乗せます。
股関節が直角に曲がるように乗せましょう。
2) バスタオルを丸めてお尻の下に入れます。
お尻が床から10cmくらい高くなるようにタオルを重ねましょう。
このとき、膝関節が90°くらいに曲がり、太ももが床に対して
垂直になることが大事です。
椅子の高さが足りない時は、タオルやクッションを入れて
高さを調整しましょう。
3) お腹に手を置き、息を吸ったときに膨らみ吐いた時に自然にしぼむよう
ゆっくりと15~20回ほど呼吸しましょう。
横隔膜をしっかりと動かします。
少しお尻を上げることで横隔膜に負荷をかけ、動きを大きくする効果があります。
1日1セットから、ぜひマッサージと一緒に始めてみてくださいね。
* * *
このような呼吸や姿勢の改善はとっても地道ですが「しっかり改善しよう」と思われた場合は、やはり客観的な指導があることが一番効率的かと思います。
動作・歩行・姿勢・呼吸の専門家である理学療法士視点を入れて、一度ご自身の身体をチェックしてみることはいかがでしょうか。
現在の問題点や、改善するためのセルフエクササイズもお伝えできます。
お気軽にご相談ください。
また、もっと知りたいことやわからないことがある場合も、是非コメントや連絡いただけると嬉しいです。
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