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【理学療法士が思う大事なこと】自分の身体(解剖学)を知ろう

【動作・歩行・呼吸の専門家】である理学療法士として、身体の歪みや不良姿勢が心身に及ぼす影響と、その改善方法・予防方法をこのブログでお伝えしています。

直近は、女性にとって特に重要な【骨盤底筋群】についてのエントリーを投稿しています。

私自身も女性であり、病院に勤めている時からウィメンズヘルス(女性の健康)にとても興味を持ってきました。女性という性は、ライフステージの変化も、それに伴う心身の変化もとても大きい性、と言えます(妊娠・出産は特に大きなターニングポイントです)。

今後のエントリーでも書いていく予定ですが、女性は人生を通して見た時の心身の変化はもちろん、今過ごしている毎日も、生理やホルモンバランスなどの変化で溢れています。

日々移り変わる心と身体の持ち主だからこそ、ご自分や家族の体や心への理解を深めること、日々ケアしていくこと、専門家に頼っていくことも、とっても重要だと考えています。

さて、お話を戻します。その重要な【骨盤底筋群】がどこにあり、なぜ女性にとってなぜ大切なのかの理由はこちらに書きました。

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そして昨日は、骨盤底筋群が収縮する感覚をつかむのにおすすめのエクササイズを説明しています。

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こうして体を動かしていくときに、私たち理学療法士が大事だな、と思うポイントを今日はお伝えできればと思います。

普段、私たち理学療法士のほとんどは病院や介護施設で働いています。外科も内科も、科目問わずほとんどの病気や怪我を負われた方に治療(リハビリテーション)を提供しています。治療の中で生活に必要な動作や歩行、そして姿勢のアドバイスだったり、痛みが出ないような道具や家具の提案も行います。

その際一緒に、ご自身の身体について知っていただくため骨の模型や身体の内側が分かるような本(解剖学の教科書など)を使って説明することがあります。

なぜなら、解剖学は身体の取り扱い説明書のようなものだと考えているからです(実際は解剖学だけじゃないけれど…)。

今までの人生で生まれてからずっと、こんなにも長年付き合ってきた自分の身体のことを、私たちは良く知っているように思えて実は全然知りません。

例えば普段使っている家電なんかは良く知っているし、使う上で問題がないくらいには十分に使い方がわかっているのでいちいち説明書なんて見ませんよね。

家電と同じくらい、今は実は良く知らなかった身体のことも「ちゃんと知れば」もっと使いこなせるし、動かし方も具体的に理解できて活用が広がっていくのです。

今現在、病院にかからなきゃいけないような怪我や病気がなくても、医療従事者目線で見るとあまりよろしくない姿勢や動作、癖のある歩行はそこかしこに溢れています。

【毎日積み重ねている何気ない動作や姿勢】が、少しずつ疲れや歪みを溜めていって、ある日痛くなったり大きな不調になっていきます。

自分の身体を知って、どんなつくりなのか、どんな風に動くのか、どんな機能を持っているのかを知って、エクササイズやケアを取り入れると改善効果が全然違います

必ず知らなきゃいけないわけではないけど、せっかく取り組まれる時に少しだけでいいので興味を持って知っていただきたいな、と思います。

今までどんな風に身体が頑張ってきたか、元々持っている機能を超えて支えてきたかを知ると、自分の身体が愛おしく感じられるように思います。

しかしながら「骨とか、筋肉とか苦手だ…」という方や、「アタマで考えたり知識を持つよりも感覚を掴む方がわかるし楽しい」という方もいらっしゃると思います。

そんな方は無理せずさくっと割り切って専門家に頼っていただければいいと思います。できれば「解剖学・生理学」など身体の専門知識を持っているプロだといいですね(理学療法士は言わずもがな専門家なのでおススメです)。

まとめると、身体の歪みや姿勢・動作を改善していくには、客観的で専門的な指導があることが一番効率的です。

ご自分の身体で気になる部分のある方は、動作・歩行・姿勢の専門家である理学療法士視点を入れて、一度ご自身の身体をチェックしてみませんか?

現在の問題点や、改善するためのセルフエクササイズもお伝えできます。
お気軽にご相談ください。

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この記事を書いた人

病院で理学療法士を7年勤めたのち、普通の社会を知りたいと思って一般企業へ転職。 会社員として女性が働いていくことの大変さを身に染みて感じました。 暮らしや生活の中に「自分らしさ」を取り入れること、1日の中で少しでも「自分を労わる時間」をつくること、明日への活力を養っていくこと。その大切さを伝えたくて投稿しています。直接身体に触れて施術する整体・リラクゼーションサロン、出張整体も行っています。

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