皆さんは、お手持ちのスマホやスマートウォッチで毎日の歩数を確認されたことはあるでしょうか。
「見たことがないな」と思われた方はぜひ一度試しに見ていただきたいところです。最近のスマホであればデフォルトのアプリに入っていることも多いです。
普段、「全然歩いてないな…」と感じられている方でも、実は意外と歩数を重ねています。
例えば会社へ通勤されたときには、平均しておおよそ1日で5,000~8,000歩ほど歩かれていることがほとんどです(自宅最寄り駅まで10分、乗り換え1〜2回、会社最寄り駅から10分程度を想定)。
よく、健康のためには「1日あたり10,000~12,000歩ほど歩きましょう」と言われます。
会社に通勤するだけでも5,000~8,000歩も歩けているとしたら、ついでに1駅分歩くだけでも、あっという間にこの目標を達成できると思いませんか?
これが毎日、または平日のみと考えるても、かなりの運動量を担保できるトレーニングになるとも言えますね。
正しい姿勢での歩行はメリットが多い
正しい姿勢での歩行にはメリットが多く、全身の筋トレにも、有酸素運動のためダイエットにも、また運動不足解消にも繋がります。気軽にできて継続しやすいため、是非日常に取り入れていただけるといいと思います。
とはいえ、実は【多くの方がコリ固まっているけど、歩行には重要な関節】があるのです。
それは【股関節】です。座っている時間が多いと、かなり可動性が低くなりやすい関節です。また、よく歩くという方も肩こりや猫背などがあると「股関節全体」を使い切れず、可動性が落ちている場合も多いです。
そもそも歩行とは、ざっくりと言うと【重心が移動すること】となります。
人間の重心はお臍の下あたりに位置しており、歩いていくとこの重心が前方へ移動します。また片足ずつ足を振り出すため、それに伴い左右にも重心が移動します。
このように重心は前方と左右に移動するため、歩いている時の人の重心は上から見ると【S字を描く】ように動いていきます。また、右足・左足と足を振り出すことに伴い重心は上下にも移動します。
前・左右・上下と、この重心の移動を滑らかにしているのは、同じように前(後)・左右・上下と【3方向へ動く股関節の役目】なのです。
そのため股関節の動きがスムーズになると、重心の動きも滑らかとなるため動きやすくなりますし、重心移動距離が大きくなることで大きく筋肉を使うことができます。動きやすくなれば長距離も歩きやすくなりますし、大きく筋肉を使うことができれば筋トレにもなります。
このような背景から、【股関節】のストレッチは歩行に大変重要なのです。
股関節の可動性を高めるには、こちらのストレッチがおススメです。
https://www.lettuceclub.net/news/article/1087200/
1日5分からでいいので、ぜひこちらのストレッチを取り入れ、歩いた感覚の変化を感じてみてください。
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